ABOUT

ブランドコンセプト

Value Co-Creator

1969年、紙とフィルムの特徴を兼ねそなえた
新素材「合成紙ユポ」の開発が私たちの出発点でした。

私たちは創業当初からある「新しい価値の創造」の精神のもと
多くのお客様に支えられ、共に学び、創り、進化してきました。
これからは合成紙を超えた「クリエイティブ素材ユポ」として、
お客様と社会、そして私たちがもっとワクワクするような
商品・サービス・体験を生み出していきます。

Value Co-Creator

私たちは共に笑顔を「創る」メーカーです。
世界に喜びと感動をお届けするために、
お客様と共に新たな価値を創造していきます。

ユポの歴史

合成紙のリーディングカンパニー

高度経済成長下で紙の需要が急増していた1960年代後半、ユポは「独創的な合成紙メーカー」として産声を上げました。後にユポと名付ける合成紙「FPペーパー」の製造技術に関する基本特許を日本や欧米各国で出願。すると「夢の紙が開発された」とメディアに取り上げられ、欧米約150社から問い合わせが殺到。

合成紙のリーディングカンパニーとして、その名が世に広く知られることになりました。その後も時代や社会の変化に応じて、さまざまな製品開発・用途開発を行い、誕生から現在に至るまで独自の価値をグローバルに提供しています。

合成紙とは?

合成紙とは、石油由来の合成樹脂を主原料とし、強度や耐水性など"プラスチックフィルム"の特性を持ちながら、不透明性や印刷適性といった"紙"に似た性質も併せ持つ素材です。登場当初は「紙とフィルムの特長を併せ持つ新しい印刷素材」として注目され、屋外ポスターや地図、カード類など、耐久性が求められる分野で広く活用されてきました。

近年では、いわゆる紙素材に樹脂を組み合わせたタイプも登場し、合成紙の定義はさらに広がりを見せています。現在では「合成紙」という言葉よりも、各メーカーが開発する製品名や機能特性で理解されることが一般的になっています。

合成紙の歴史

高度経済成長期の1968年、紙需要の急増と森林資源が枯渇する不安から、当時の科学技術庁資源調査会が「合成紙産業育成に関する勧告」を発表。多くの企業が開発に乗り出し、フィルム法合成紙の商業生産が始まりました。

しかし初期の製品は印刷・加工性能に課題があり、1973年と1979年の石油危機で多くのメーカーが撤退。それでもユポなど一部企業が改良を重ね、強度や耐水性といった特性を生かして、地図やラベルなどのニッチ用途を中心に市場を拡大しました。現在では多くの分野で利用される高機能素材として成長しています。

合成紙の種類と製造法

基本のユポは、石油由来の合成樹脂に炭酸カルシウム(無機充填材)や添加剤を混ぜ合わせ、ダイ・スリットから押し出して縦横二方向に引き延ばす「二軸延伸フィルム方式」で成膜化されています。この工程で内部に無数のミクロボイド(微細な空孔)が生まれ、光を乱反射させることで白さや不透明度を実現。表面の凹凸は印刷や筆記の適性を高め、空孔構造は軽量化にも寄与します。

こうしてユポは、フィルム本来の強度や耐水性を保ちながら、紙のように扱える独自の素材となりました。合成樹脂シートには、繊維化して抄紙機で製紙する「ファイバー法」や、既存フィルムを貼り合わせる「フィルムラミネート法」などもありますが、現在の主流はフィルム法。なかでもユポの製法は代表的な存在として、幅広い用途に展開されています。

強みと特長

合成紙からクリエイティブ素材へ

世界有数の「合成紙」として知られるユポ。主な特長である耐水性・耐久性・表現性に優れ、軽くて丈夫、油や薬品にも強いなど、多彩な機能を備えています。さらにユポは、用途や環境に応じて光沢性・吸着性・クリーン性・環境適性などをカスタマイズできる「クリエイティブ素材」へと進化。

印刷物からラベル、成型製品まで、デザイン性と実用性を両立する多様な素材を展開しています。ユポは「合成紙」を超えた「クリエイティブ素材」として、世界中のニーズに応えていきます。

ユポの主な特長

多様な機能を併せ持つ
クリエイティブ素材です
  • 油・薬品耐性

    油や酸・アルカリ・有機溶剤などの薬品に強く、長期間品質を維持します。

  • クリーン性(低発塵)

    発塵性は上質紙の約1/100で、曲げや擦れに対しても紙粉が発生しにくい構造です。

  • 軽量性・クッション性

    特殊な構造のため、重量は同じ厚さのコート紙の約2/3。水に浮く軽さです。

  • ラベル適性

    一般的なラベル機能やインモールドラベル・水系接着剤まで幅広く対応します。

  • バリエーション性

    半透明・和紙調・メタリック調などのテクスチャーがあり、厚さのバリエーションも豊富です。

  • 筆記適性

    油性ペンはもちろん、一部製品は鉛筆もOK。滑らかな書きごごちです。

ユポのモノづくり

多層構造×コアテクノロジーで、
ひろがるユポの可能性

ユポはベースとなる基層とラミネート層の多層構造が特徴。基層によって強度を確保し、引き伸ばす工程で表層に発生する「ミクロボイド」と呼ばれる微細な空孔によって光が乱反射し、高い白色度と印刷・筆記適性、軽量といった特性を実現しています。

これらの多層構造とコアテクノロジーを組み合わせることによって、水に強くて丈夫なフィルムの特長はもちろん、油や薬品への耐性、低発塵性など、さまざまな特性を付与することが可能に。厚みの異なるものも含めると、製品バリエーションは数百にも及び、世界中の多様なニーズにお応えしています。

共創ソリューション

共創パートナーとして

私たちは単に「合成紙」を開発・販売するメーカーから、お客様のプロジェクトをサポートし、お困りごとを解決する共創パートナーになるべく、新しく社内体制を整えました。

具体的には、社内の製品・用途を熟知したセールス・マーケティングとユポの印刷・後加工といった使い方に関する知見をあわせ持つテクニカルサポート及び開発が協働するソリューション体制を構築。「Value Co-Creator」の理念のもと、お客様とともに新たな価値を創造していきます。

拠点と実績

世界80カ国以上・50年の実績

1971年の商業生産開始以降、常に最新の印刷・加工技術に適応した製品を国内外市場に提供してきたユポ。これまで世界80カ国以上で使われ、街の至るところで目にするようになり、世界有数の合成紙のトップブランドへと成長しました。

私たちは、製品の開発・販売だけではなく、50年以上の実績で培ってきたノウハウを活かし、お客様のニーズにあわせた製品設計から試作評価、最終製品化に至るまでサポートします。
王子ホールディングス株式会社、三菱ケミカル株式会社とも連携し、国内外のお客様に寄り添うパートナーとして、さまざまなソリューションを提供します。